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2017/04/27

ARを販促に役立てる!活用のためのポイントまとめ

英揮ブログ

VR(バーチャルリアリティ:仮想現実)と共に、ビジネスにも多く利用されつつあるAR(拡張現実)。映像に別の情報を加味し、観る人への理解度を深めさせ、新たな映像効果を狙う拡張現実への期待は膨らむ一方です。

ですが企業や団体の広告・宣伝などでARを利用する場合は、やみくもにARを取り入れるのではなく、販促においてはARの魅力を最大限に役立てるためのポイントが存在するのです。活用するためのポイントとは一体何でしょうか?事例もあげてご紹介します。

どんなシーンで使える?販促効果を高めるシーンは?

そもそもARとはどういうものでしょうか?
ARとは、映像や音など現実世界で人が感知する情報に、さらに別の情報を付加し表現する方法のことです。現実の情報に対して別の情報を拡張追加し一体化させるということで、拡張現実というのです。仮想世界を時間や空間を超えてまるで現実のように表現する手法であるvr(仮想現実)とは、似ているようで全く別のものです。

ARでは視聴覚的にさまざまな情報をわかりやすく訴えることが可能なので、企業にとっては販促ツールの一つとして認識されてきています。

身近な例でいえば店頭のポップやイベント、告知物や印刷物の広告拡張、ポスターやカタログなど、販促においてビジュアルだけでなく音や動画を付加することによって、より見る人にわかりやすく一目で情報を伝えることができる手法としてARが脚光を浴びているのです。

ARでの販促の目的は?商品広告のアピールだけじゃない?

企業の販促におけるARの利用目的は、なんといっても人の注意を逸らさず、飽きさせず商品についての情報を一貫して届けられることでしょう。視覚情報だけではすべての人の注意を向けることは困難です。その情報に興味がない人を逃してしまいますし、本当に伝えたいことを届けられずに中途半端な情報伝達だけで終わってしまう可能性もあるでしょう。

商品につながる情報を聴覚や動画などにリンクさせることで興味を逸らさずに深い知識を伝えることができます。このことは企業の販促だけではなく、商品の取り扱い説明や会社案内、または名刺や学校案内など、広告以外にも利用可能ですし、ARを使用することで目新しい驚きと共に、興味を湧かせる効果があります。

また、新技術に取り組む企業・団体の姿勢も鑑みることができます。販促目的でなくとも、ARを利用することのメリットは大きいといえるでしょう。

ARを活用するメリット!情報発信や販促以外にもさまざま!

ARというと、地図上のある地点をポイントすると地名が表示されるなど、スマホのアプリなどネットではすっかりおなじみですが、カタログなどの紙媒体でもARの裾野は広がっています。

例えば掲載されているQRコードにスマホをかざすだけで動画や詳細な商品情報がスマホに表示されるというオムニチャネル的な利用も可能です。

また、メリットについてはどうでしょうか。利用者側にとっては一目で知りたい情報が入手できるという利用上のメリットがあります。これまで知りたい情報は別に探さなくてはならなかったということを考えれば時間的にも手間も省くことができるというのは画期的なことです。

また、提供側にとっても開発時のコストがかかるとはいえ、利用者が感じる便利さやサービスのよさという好印象は、その後の商品購入にも結びつくことが少なくないため、顧客の獲得という意味でもメリットがあります。

販促効果大!画期的なアイディアに溢れたAR企画事例

では実際、ARを駆使して販促効果を得た事例はあるのでしょうか。北欧家具・雑貨で人気の高いIKEAでは、IKEAカタログアプリの中にARによる家具配置のシミュレーションアプリが含まれています

検討中の家具の3D映像を、自分自身の部屋に置いてみて全体の印象を確認することができるというこの機能は、購入後の商品と部屋のアンマッチを回避することができます。また、家具の配置が成功した場合、実際の購入への結びつきやさらなる商品の販促にもつながり成功事例となっています。

また、ブリジストンのホイールセレクターでは、自動車のホイールフィッティングが行えるサービスをネット上で提供しています。こちらも実際の取り付け時の違和感やミスマッチを避けられる効果が期待でき、高い販促効果があるといえる事例です。

ARプロモーションに触れられる機会は豊富にある!

こうしてみると、AR(拡張現実)とは実は普段の生活のいたるところで、その表現例が確認できるのです。すっかり日常の操作となったスマホやネットでの地図位置情報や、文字をハイライトするとコピーや切り取りなど他の作業へのポップが表示されるのもARです。普段の生活の中で自然にARに触れている事例として、こういったネット上のサービスが挙げられます。

紙媒体においてもアプリへの誘導化が進み、より詳細な情報はもちろん、関連商品やアクセサリーや雑貨など付随商品への意識を向けさせる販促など、生活のいたるところでARという表現の手法は用いられています。

ARの世界では、視覚情報だけではなく、音声情報や、嗅覚・触覚など、人のもつ様々な感覚をリンクさせ拡張するための研究も盛んに行われているそうです。ますます販促に一定の効果があるARが広く普及していくことが予想されます。

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■各所でARプロモーションが使われています!詳しくはこちら
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 →  ARの画期的な活用方法!視覚に訴える驚きの実用例集

■生活の中でARに触れた人の体験談はこちら
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