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2017/04/25

AR広告を自作しよう!プログラミングがわからない人のための作り方まとめ

英揮ブログ

最先端技術ARを用いたAR広告を作るのには高い技術力が必要で、自分には無理だとあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか。AR広告を自作することはそこまで難しいことではありません。プログラミングをまったく理解していなかったとしてもAR広告を作成することは可能です。

ARを仕組みやメカニズムなどの根底から学ぶとなれば確かに膨大なプログラミングに関する知識が必要になりますが、AR広告を作成するだけであればさまざまなツールやサービスを利用することで本格的なAR広告が作れてしまいます。

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ARを作る前に!制作に必要なツールを準備しよう!

AR広告を作るためには、まずARを読み込むためのブラウザが必要になります。ARブラウザとしてもっとも代表的で有名なのが「junaio」というブラウザです。これをスマホなどにダウンロードすることからAR広告の開発はスタートします。

webの閲覧でIEやChromeなどのブラウザが必要なように、arコンテンツを閲覧する場合にはAR専用のブラウザが必要になってくるということですね。ブラウザがインストールできたら今度はARを作り上げるツールを用意しましょう。

ARコンテンツ作成ツールとして代表的なものとしては「metaio Creator」があります。これをPCにダウンロード&インストールしてください。この際に、metaio Creatorとjunaioのアカウントを連携させる必要がありますので、その点は注意が必要です。

ここまでの準備が整えばもっとも基本的なマーカーを使用したAR広告は作ることができます。

もし、マーカーを使用せずに3次元空間をカメラで映し出した時にARを表示させたいという場合には、さらに「metaio Toolbox」というアプリを用意しましょう。このアプリを使うことで、実際の3次元空間をマーカーにしてARを表示させることができるようになります。

3Dのオブジェクトを作ろう!モデル制作の手順は?

3Dのオブジェクトを作ろう!
出典: Metasequoia

ARを表示させるためにはマーカーの他に、画面上で登場させるオブジェクトを作成する必要があります。2Dの場合であれば画像を登録するだけですので簡単ですが、ARの醍醐味を味わうためには3Dのオブジェクトを表示させたいところです。

3Dオブジェクトのモデリングはソフトを使って作ります。デザイン会社などで使用されているソフトは非常に高価なものが多いですし、簡単な3Dオブジェクト作成のためにはそこまで高性能なものは必要ありません。

そこで3Dオブジェクトを自作する際におすすめなのが「Metasequoia」や「Blender」といったソフトです。無料で使える上に使い方次第では非常に高度な3Dオブジェクトを作成することもできます。ソフトを使って3Dオブジェクトを作成する際には、まず基本となる図形を加工して目標となる形を作っていきます。イメージとしては粘土で立体モデルを作っているような感じです。だいたいの形が完成したら色付けを行い、それと同時に細かい装飾などを施していくという流れです。

ARコンテンツを作る!3Dモデルの組み込み方は?

自作した3DモデルをARでつくるためには、そのモデルをmetaio Creatorに取り込む必要があります。取り込み方は非常に簡単で、metaio Creator上でコンテンツの追加を選択すると、PCのファイルが開きます。そのファイルから3Dファイル形式でPCに保存されている自作した3Dモデルを選択することでmetaio Creatorに3Dモデルの取り込みが行われます。

他のソフトであっても基本的な手順は同じで、3Dモデルがあらかじめ用意されているのであれば、あとはソフトからPCに保存されている3Dモデルを取り込むだけです。

どんなものを作ればいい?名刺やバースデーカードがお手軽!

ARの活用事例としてもっとも多いのが名刺です。名刺は自己紹介時に相手に渡すものですが、初対面の相手にインパクトを与えるというのはビジネス上、大切なことです。

特に営業などの場合には印象に残ることは重要です。そんなときにARを使った名刺を作ることで、独創的な今までにない名刺を作ることができます。名刺の表面は通常の名刺同様に作成し、裏面にマーカーを用意しておくことでARブラウザで名刺の裏面を読み込むとオブジェクトが飛び出すという仕掛けです。オブジェクトには何を用いてもいいですが、名刺の場合にはその人物の顔や3Dの人形を用いることが多いようです。

また、バースデーカードなどにも応用されています。バースデーカードの中身にマーカーを印刷しておき、それをARブラウザで読み込むと「Happy Birthday」などの3Dオブジェクトが飛び出すというものです。

気軽な気持ちでARを自作!まずは挑戦してみよう!

ARの基本的な作り方を見てきましたが、想像以上に簡単にできることが分かったのではないでしょうか。ここで見てきたように、ブラウザをソフト、ツールを使うことで、ARのシステム自体はプログラミング言語が何ひとつかけなくても作り上げることができます。

出来上がりのクオリティを左右するのはあくまでも3Dオブジェクトの完成度であり、これをしっかりと作り上げることができればARの制作会社に依頼するのと同等のクオリティのものが仕上がるといっても過言ではありません。

ARの構造やメカニズム自体が非常に先進的であるため、難しいと思われがちですが、実際にやってみれば誰でも簡単に作成することができます。難しいという先入観を持たずに、まずは気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。


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