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2025/07/22

工場見学へ行ってみました。

英揮ブログ

暑さが身に染みる季節になってきました。

こんにちは、臼井です。

年々暑くなる時期が早くなってきたように思いますが、
季節ってズレるものですから仕方がないのでしょうか。

平安時代の季語と今の季節って合わないのは暑さ寒さが段々とズレてきてるかららしいですよ。

納得です。


早々に暑さに負けそうではありますが、
打ち勝つために行ってまいりました。

ビール工場見学!

暑い時はやっぱり冷え冷えのビールですよね!

住まいからそこそこ近場なのに行ったことがなかったのですが、
友人たちに誘われて行って参りました。


ビール工場見学自体は今回で3回目なのですが、
前の2回ともがサッポロビールの工場でして、
初めてがサッポロビール北海道工場でした。

本場から攻めてみました(笑)

2回目はサッポロビール千葉工場。

同会社なら安心かと選択したのですが、
今現在は工場見学を行なっていないそうです。

とても楽しかったので残念です。


そして今回お邪魔したのが <天然水のビール工場> 東京・武蔵野。

サントリービール○○工場みたいな名前かと思っておりましたが、
こちらが正式名称のようです。

さすがは天然水に拘っているなぁと感心しました。


アクセスはとても簡単。


工場って遠い場所にあるんでしょう?
と思っていましたがこちらの工場は意外とアクセスが楽でした。

新宿から京王線で分倍河原駅を下車。

改札を出て右手のアーケードを突き当たるまで通って道路を渡ると馬に乗った武将の像がロータリーの真ん中に鎮座しております。
(新田義貞像)


そのロータリー奥川にあるバス停にて無料送迎バスに乗ることができます。

楽ちんです。

バスの中ではモニターでAIの女性スタッフが見学中の注意事項を説明してくれます。

最近のAIさんは動きが滑らかなんですね。

注意事項の中で一番びっくりしたのが、
ペットボトルの持ち込み禁止でした。

持っていたら中身を捨ててゴミ箱に投入しなければ参加できないそうで。

幸いにもこの日は持っていなかったのでほっと一息。


見学料1,000円を支払って見学セットを入手。





何時の回に参加するかの証明証と小さいサイズのパンフレット2冊。

このサイズはかさ張らずいいですね。

いざ見学会場へエレベーターで移動です。



見学の前に。


友人たちとわくわくしながら到着したエレベーターを降りてびっくり。

昨年来たことのある友人たちも様変わりしていたようで驚いていた見学前の待機場所がとても素敵でした。



天然水が出来る様をモチーフにしているそうで落ち着く音楽と水の音、
所々に座って始まるのを待つベンチがありまして、
心地よい空間でした。


5分ほどでガイドのお姉さんが登場し、
待機場所の一角にあるプロジェクタースクリーンの前に集合して見学の注意事項と流れについての説明。

スクリーンに映し出される映像とともにされる案内に目当ての試飲が楽しみの大人たちが頷き、
拍手を加えながら遠足前の子供のようでした。

美味しく飲むなら問題は起こしたくないですもんね!



見学開始です。


今回は有名でCMでもおなじみの「プレミアムモルツ」の見学になります。

ガイドさんを先頭に進むと巨大タンクの見学の前に実物を見つつ原材料の説明。

ビール好きなら当然知っています大麦、ホップ、水の三つですね。

大麦は想像できますが「ホップって何?」とビールに興味のない方に聞かれることがありますが、
日本ではあまり馴染がありませんよね。

アサ科の蔓性の多年草で泡立ちをよくしたり苦味と香り。

あとは抗菌作用のために使われております。

ホップ、すごいですね。

ビール以外にはサプリメントや化粧品に使われているそうなので、
なかなかに使えるヤツのようです。


移動しつつ巨大タンクを下に見下ろす通路の一角にある広場で一旦停止。

巨大タンク見学の前に「室内は高温なので気を付けてください」などの説明をされつつ、
いくつかあるタンクの解説を巨大タンクが見える壁一面のガラスをスクリーンにしてプロジェクターにて先にお勉強。

おお!ガラスがスクリーンになることにびっくり(笑)




すごい時代になりましたね。

ビール製造工程より別のことに感動しつつ、
いよいよ巨大タンクのあるフロアへ移動です。


一つ下の階へ降りると事前予告があったようにむわっと感じる暑さ。

そして広いスペースに鎮座する巨大タンクたち。

ガイドさんの説明があった醸造工程通りに見ていくと。

大麦をホコリや汚れを落とした麦芽と水を合わせる仕込槽。





通常ならここで米やらスターチ等のいわゆる副原料を混ぜるところを一切無しで大麦の甘味と水のみで麦汁を作るわけですから、
時間がかかりますね。



仕込槽で出来た麦汁のもと煮だして。

この辺りから更に熱気。



粉砕された麦芽の殻を取り除くため濾過されて。



麦芽の酵素の働きででんぷん質が糖分に変わるまで一休み。

ホップと混ぜ合わせる前の休憩室のような所なのでしょうか。

この次はホップとご対面なわけですが、
見学位置から遠く立ち入り禁止の柵があるため間近で見ることができませんでした。

通常ここから更に煮沸のするわけですから高温の危険地帯なのでしょう。

一番暑かったです(笑)



ここに来てようやく発酵に入るんですね。

長い。

クラフトビール屋さんとよく話していますが、
ここまで工程長くないのですよ。

さすが「プレミアム」と言うだけあります。



終了後のお楽しみです。


一通り巨大タンクを堪能して次はいよいよ最終目的の試飲スペースへ移動です。

最初の説明通り4種類の中からお好みで三杯まで。

制限時間は30分。

待機しているお姉さんにお願いして注いでもらったらいざ試飲と言うなの乾杯。





暑いところからのこの一杯。

最高です。


更に面白かったのが、
ここ、ラテアートならぬビールアートをしてくれるんです。







友人たちで違う絵を3種、
チョイスしてみました。

遊び心満載。

しかも美味しい。

最高ですね。


楽しい工場見学はあっという間に終了しましたが、
機械があれば違う工場へ試みたいと思います。

これから夏の暑さは続くでしょうが、
小学生時代にあった社会科見学のように興味のある工場へ散策してはいかがでしょう。

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