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Mr.井出のオススメ映画
2020/07/03

『ランボー ラストブラッド』を三つのポイントからオススメしたい

英揮ブログ


コロナウイルスの自粛により長らく営業停止していた映画館。

六月に入っていよいよ全国的に営業再開したものの、
コナンやドラえもんをはじめとした話題作は軒並み公開延期。

全国映画館は過去のジブリ作品を上映するなど、
公開作品に困っている様子です。


でも、こんな時だからこそ、
通常であれば小さなスクリーンでしか見ることの出来ない映画が大スクリーンで公開されました。

その筆頭がシルベスター・スタローンの新作、
『ランボー ラストブラッド』です。


今回は、『ランボー』最新作を三つのポイントからオススメしていきたいと思います。



あらすじ


故郷アリゾナで暮らすベトナム帰還兵のジョン・ランボー。

彼は古い友人であるマリアと、
彼女の娘であるガブリエラと共に、
のどかな牧場で平穏な生活を送っていた。

ある日、自らを捨てた父がメキシコで住んでいることを知ったガブリエラはひとりでメキシコへ向かうが、
そこで人身売買のカルテルに捕まってしまう。
 

ガブリエラを救うべく、
ランボーの最後の戦いがはじまる……。





ポイントその1
大人のホームアローン的アクションが愉快


ジョン・ランボーも既に七十代。

そんな彼が銃を持った多数の相手を返り討ちにするという話の展開に説得力を持たせたのが、
殺意高めのホームアローン的ゲリラ戦術です。


牧場の地下に蟻の巣のように複雑なトンネルを掘っていたランボーは、
そこに敵を誘い込みます。

「相手はたかがひとり」と侮って突入してきた敵を待っていたのはまさにトラップ地獄。

突然飛んでくる矢、落とし穴、飛び出す鉄槍、巨大な丸太、鋭利な刃物、などなど……
例を挙げればキリがありません。


筋肉と銃に頼った正面切っての戦いではなく、
狡猾な罠に頼った戦いは、
初代『ランボー』を思い起こさせると同時に、
今までのスタローン映画では観ることの出来なかった新鮮さを味わうことができます。




ポイントその2
動けるスタローンを大スクリーンで観れる


シルベスター・スタローンは御年73歳の大ベテラン。

かなり鍛えてはいるものの、
全盛期に比べれば身体もしぼみ、
顔には深いしわが刻まれております。

キレのあるアクションを見せる一方で、
アカデミー賞にノミネートされるほどの演技派でもありますので、
スタローンを映画館で観ることが出来なくなる……
なんて日はまだ遥か先でしょうが、
バリバリに動ける彼を観ることができる時間はさほど残されていないでしょう。

「若い奴らなんかに負けてられるか!」
なんて負けず嫌いな意気込みすら感じられるスタローンのアクションを、
今のうちに網膜に焼き付けておきましょう。



ポイントその3
とにかくスタローンがシブい&カッコいい


最後はもうこのポイントに尽きます。

七十代を迎えてなお、
ぎらぎらした眼光衰えぬスタローンはとにかくシブくてカッコいい

娘同然の存在のために命を懸けて敵のアジトへ単身飛び込むスタローン、
あえなく返り討ちにされて地面に倒れ伏すスタローン、
目を覚ましてすぐに再び敵地へとおもむくスタローン、
すべてが手遅れであることを知って嘆き悲しむスタローン、
復讐に身を燃やして敵を迎え撃つ準備をするスタローン、
もはやシリーズ恒例となった弓を引き絞り敵を狙い撃つスタローン……

どこを切り取っても絵になる姿はまさにスター

唯一無二の存在です。


基本的には『ランボー』シリーズを観たことがある人向けのつくり。

また、前半はランボーがやられてばかりの展開が続きますが、
文字通り後半でドカンときますので、爽快感はバツグン。


シリーズを観たことがあるという方にはオススメしたい一本となっています。


ぜひとも、映画館でランボーを!





『ランボー ラスト・ブラッド』公式サイト
https://gaga.ne.jp/rambo/

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