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2024/04/05

映画「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」感想

英揮ブログ


今回紹介するのは、「ゴーストバスターズ/フローズン・サマー」になります。

以下、あらすじとなります。



あらすじ


ニューヨークで活動を再開した「ゴーストバスターズ」。

ある日のこと、とあるゴーストを捕まえる際、
街に被害を出したことで市長から強い非難を受け、
その影響で未成年のフィービー(演=マッケナ・グレイス)のバスターズとしての活動が制限されてしまう。

その日の夜、
フィービーの元にメロディと名乗る少女のゴーストが現れ……。




本作においての主要キャラであるフィービーを演じたマッケナ・グレイス。

まだ十代なのに芸歴は十年以上とベテラン。

「ギフテッド」の頃から見ていますが大女優になる気がします(画・著者)




前作より「バスターズ」らしく!
「ゴーストバスターズ/フローズンサマー」の魅力


「ゴーストバスターズ」シリーズといえば、
1980年代にヒットし、
その後ゲーム化など様々なメディアミックスが行われた人気作品。

それから数十年、
「ゴーストバスターズ」シリーズの正当な続編であるとして2021年に公開された
「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のヒットを受けて製作されたのが、
本作の「ゴーストバスターズ/フローズンサマー」となります。


今作の特徴はなんといっても、
前作よりも「バスターズ」らしさをより高めたという点に尽きるでしょうか。

前作では田舎町が舞台だったのに対し、
今作の舞台はお馴染みのニューヨーク

1980年代のシリーズでバスターズの拠点となっていた旧消防署が出たり、
元祖バスターズに出てきたメンバーやゴースト達が続々と登場、活躍したりと、
とにかくファンサービスが盛りだくさん

また前作ではやや控えめに感じた、
シリーズ特有の気の抜けたコメディー色がぐっと濃くなり、
そういった点でも旧作ファンには嬉しかった造りになっていました。


予算の面でも余裕が出たのか、
アクションが全体を通してシリーズ一番といえるほどに豪華。

とくに映画冒頭に繰り広げられる、
ニューヨークの街全体を舞台にしたカーチェイスのシーンは、
「バスターズ」らしからぬ迫力といったところでした。


一方で意外だったのが、
思っていたよりもホラー色強めのシーンが多かったこと。

以前までのシリーズではジャンプスケア(視聴者を驚かせることが突然起きること)のシーンはほとんど見られなかったと思いますが、
今作では割と多めとなっております。


前作ヒットの要因でもあるジュブナイル(少年少女の青春譚)的要素は、
もちろん今回も踏襲。

青春ドラマパートでは全編にわたって、
主演であるマッケナ・グレイスの演技力が光っておりました。


キャラがぐっと増えたぶん、
ややごちゃごちゃとした場面もあったものの、
全体を通してみているとそこまで気になるほどのものでもありません。

映画の最後にはお馴染みの主題歌が流れて大団円というノリのポップコーンムービーとしては満点の出来ですので、
気になった方はご覧になってみてはいかがでしょうか。



映画『ゴーストバスターズ/フローズン・サマー』公式サイト
https://www.ghostbusters.jp/

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