Mr.井出のオススメ映画
2019/05/13
今回ご紹介する映画は、
「名探偵ピカチュウ」となっております。
以下、あらすじになります。
主人公のティムの元に、
探偵を営む父親のハリーが事故で亡くなったという知らせが入る。
心の整理のために父の職場があるライムシティに訪れたティムは、
そこで人間の言葉を話すピカチュウに遭遇。
ハリーの相棒の探偵として活動していたピカチュウは、
ティムに「ハリーは必ず生きている」と言い聞かせる。
ピカチュウの言葉を信じたティムは、
彼と共に父親を捜し始めるのだが……。
日本が世界に誇るコンテンツ、
「ポケットモンスター」。
また、そのポケモンにおける人気キャラクターであるピカチュウにフォーカスを当てて製作されたゲーム、
「名探偵ピカチュウ」。
黄色くて小さい愛くるしいフォルムはそのまま、
ダンディーすぎる低い声で喋るピカチュウが主人公のゲームは、
発売当時小さな話題になりましたが、
まさかそれが映画化するとは思ってもみませんでした。
なんといっても今作のキモは、
最新鋭の3Dにより細やかに描かれたポケモンたち。
アニメやゲームでは表現しきれない、
動くたびに揺れる毛並みや動物的な動き、
喜怒哀楽による表情の変化など、
生き物としてしっかり作り込まれたポケモンの描き方は恐ろしさすら覚えるほど。
あまりに作り込みがリアルなため、
予告映像や画像だけでは「リアルすぎて気持ち悪い」という感想が出てしまうかもしれませんが、
スクリーン上でイキイキと動いているところを見ればちっとも気になりません。
メインとして据えられているコダックや、
中盤で重要な役割を果たすフシギダネなどは可愛らしく描かれる一方、
龍がモチーフのギャラドスや、
ドラゴンがモチーフのリザードンなどはカッコよく描かれており、
劇中で画にメリハリがあったのもグッド。
また、パントマイムと不気味な表情で、
予告編が発表された際には悪い方向に話題となったバリヤードも、
映画館で見ると愛嬌を感じられて個人的には好きでした。
ピカチュウの声を担当したライアン・レイノルズの演技もまたよし。
どう聞いてもただのオジサンで、
ピカチュウ感は欠片も無いにも関わらず、
不思議と違和感がなかったのは、
彼の演技力に加えて、
オジサンinピカチュウの3DCGの完成度がかなり高かったからでしょう。
作品全体として、
ポケモンと人間の共存という一見したところ重そうな主題を掲げられてはいますが、
フタを開けてみれば子どもでもわかりやすい内容。
どんでん返しがあるようなストーリーではないので、
家族連れでも構えることなくゆっくりと観られます。
リアルなポケモンの一挙手一投足を見るだけでも価値のある映画で、
平成生まれのポケモン世代には間違いなくオススメできる一本です。
まだまだ全国で公開中ですので、
是非とも劇場でご覧になってみてはいかがでしょうか。
『名探偵ピカチュウ』公式サイト
https://meitantei-pikachu.jp/
ポケモンと探偵と映画と
今回ご紹介する映画は、
「名探偵ピカチュウ」となっております。
以下、あらすじになります。
あらすじ
主人公のティムの元に、
探偵を営む父親のハリーが事故で亡くなったという知らせが入る。
心の整理のために父の職場があるライムシティに訪れたティムは、
そこで人間の言葉を話すピカチュウに遭遇。
ハリーの相棒の探偵として活動していたピカチュウは、
ティムに「ハリーは必ず生きている」と言い聞かせる。
ピカチュウの言葉を信じたティムは、
彼と共に父親を捜し始めるのだが……。
リアルすぎるポケモンたち 「名探偵ピカチュウ」」の魅力
日本が世界に誇るコンテンツ、
「ポケットモンスター」。
また、そのポケモンにおける人気キャラクターであるピカチュウにフォーカスを当てて製作されたゲーム、
「名探偵ピカチュウ」。
黄色くて小さい愛くるしいフォルムはそのまま、
ダンディーすぎる低い声で喋るピカチュウが主人公のゲームは、
発売当時小さな話題になりましたが、
まさかそれが映画化するとは思ってもみませんでした。
なんといっても今作のキモは、
最新鋭の3Dにより細やかに描かれたポケモンたち。
アニメやゲームでは表現しきれない、
動くたびに揺れる毛並みや動物的な動き、
喜怒哀楽による表情の変化など、
生き物としてしっかり作り込まれたポケモンの描き方は恐ろしさすら覚えるほど。
あまりに作り込みがリアルなため、
予告映像や画像だけでは「リアルすぎて気持ち悪い」という感想が出てしまうかもしれませんが、
スクリーン上でイキイキと動いているところを見ればちっとも気になりません。
メインとして据えられているコダックや、
中盤で重要な役割を果たすフシギダネなどは可愛らしく描かれる一方、
龍がモチーフのギャラドスや、
ドラゴンがモチーフのリザードンなどはカッコよく描かれており、
劇中で画にメリハリがあったのもグッド。
また、パントマイムと不気味な表情で、
予告編が発表された際には悪い方向に話題となったバリヤードも、
映画館で見ると愛嬌を感じられて個人的には好きでした。
ピカチュウの声を担当したライアン・レイノルズの演技もまたよし。
どう聞いてもただのオジサンで、
ピカチュウ感は欠片も無いにも関わらず、
不思議と違和感がなかったのは、
彼の演技力に加えて、
オジサンinピカチュウの3DCGの完成度がかなり高かったからでしょう。
作品全体として、
ポケモンと人間の共存という一見したところ重そうな主題を掲げられてはいますが、
フタを開けてみれば子どもでもわかりやすい内容。
どんでん返しがあるようなストーリーではないので、
家族連れでも構えることなくゆっくりと観られます。
リアルなポケモンの一挙手一投足を見るだけでも価値のある映画で、
平成生まれのポケモン世代には間違いなくオススメできる一本です。
まだまだ全国で公開中ですので、
是非とも劇場でご覧になってみてはいかがでしょうか。
『名探偵ピカチュウ』公式サイト
https://meitantei-pikachu.jp/