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2023/07/07

ピロリ菌が住んでいました。2

英揮ブログ

かわいいフリー素材 いらすとや 使用させていいただいています。


前回ピロリ菌治療を終えました臼井です。(過去のブログ

終えたと思っておりましたが、
撲滅できておりませんでした。

治療を始める前に姉も治療済みだったので話も聞いて割と楽観的に治療してからの失敗!!!

禁酒しながらの一週間の投薬の果てに二週間後の検査結果でしたが数は減ったものの完全除去には至っていなかったとのこと。

一瞬頭の中は真っ白。

えぇ、もう姉のこともありますし、
一週間お薬飲めばもう終了!なんて軽く考えていたんですね。

検査結果も当然
「はい、ピロリ菌除去できましたね」
なんて言われるつもりで自信満々で診察室に入ったが最後。

「えー、あのね、除去できていませんでした」

は?

大体9割の確立で除去できるって説明でしたよね?

先生そう言っていましたよね?

恐らく本気でどもったの初めてです。

本当にびっくりすると人間てどもるんですね。


「初めての投薬で9割の人が除菌できるの」

はい、治療前の説明で聞いて存じております。

「でも残りの1割だったみたいですねー」

いえ、先生そんな軽く言わないでください。


先生曰く、
1割の除菌できなかった人は次のステップ。

と言ってもやることは同じで投薬の抗生物質の種類が違うだけ、
とのこと。

と言うことでまた一週間の禁酒です。


抗生物質の飲みすぎは注意が必要です。

 

今回1割確率で生き残ったピロリ菌ですが。

先生曰く、
いろいろな抗生物質を投与されていると強くなってしまうことがあるようで。

考えてみれば今まで食中毒で入院したり、
親知らずを抜いて失敗してからの骨髄炎になって入院したり、
交通事故で骨折からの入院。

その他にも熱を出すと点滴やらなんやら…。

その度に投下された抗生物質が切れることのない人生でした(笑)

私の胃に住んでいたピロリ菌、
そりゃ強化されていたと納得いたしました。

そして反省をしてから始まりました投薬2治療回目。

前回処方されていたのはこちら。




そして今回処方されたのがこちら。





違いが全く分かりません。

見た目は包装紙の色くらい。

先生の説明ですと抗生物質の種類が違うだけであとはタケキャブ、
アモキシシリンの2種類が同じでした。

前回の抗生物質「クラリス」が今回は「メトロニダゾール」にチェンジ。

このメトロニダゾール君が死滅しなかったピロリ菌をやっつけてくれるそうです。

頼みます。
メトロニダゾール!

この二次除菌で失敗すると三次除菌から保険適用がきかなくなるそうなのでもうどきどきしながら投薬開始。

先生には「そんなに量を飲まなければ少しくらい飲酒しても大丈夫ですよ」なんて甘い誘惑をされましたが
二次除菌で失敗したくありませんので完全禁酒。

飲み仲間にも姉にもお誘いをしないでくださいとお願いをしてからいざ投薬!
 


除菌できなかったとしたら? 

 

ここで、
もしも二次除菌が失敗するとどうなるのか。

心配した友人が調べてそっと教えてくれました。

何度も書きますが一次除菌はだいたいの人が成功します。

一週間で無事除去成功。

こちらが9割。

残り1割の人は二次除菌に移ります。

しかし5割以上はだいたい除去されているのでここで選択肢が二つ。

完全撲滅を目指して二次除菌の治療を受けるか。

もしくはだいたい除菌されているから胃癌の発症率は低くなったので治療は続けずに定期健診で様子を見るか。


そしてもし二次除菌に失敗して次の三次除菌があるわけですが、
ここで問題発生。

治療費、つまりお薬代や投薬後の尿素呼気試験(除菌が成功しているか確認する検査)
を含めた費用が保険がきかず完全自己負担になります。

病院にもよるそうですがだいたい3万円から5万円。

差がありすぎてびっくりです。

ですので2回も除菌しているので残っているピロリ菌も二次除菌前よりも減っているし、
もういいや。

とやめてしまう方が大半だとか。


さらに驚きが三次除菌も頑張ったのに成功しなかった方。

やはり数人はいるようで。

こちらの方は本当に珍しく、
屈強なるピロリ菌を宿してしまった方だそうです。

ここまでくると、
なんと治験からお誘いが来ての治療費0円。

交通費のみ自己負担だとか。

……ネタ的にはおいしいのかもしれませんが、
できればめざせ二次除菌成功。

せめて三次除菌で終わらせたいものです。

いえ、
本当だったら一回目で終わりたかったのですけどね。
  

 

二次除菌の結果。 

 

せっかく調べて励ましてくれた友人に感謝しつつ、
禁酒も頑張って一週間。

一回目と同じように投薬終了から二週間。

だんだんと食べた後の胃もたれも始まると「今回も失敗かも…」と不安になりながら苦手な尿素呼気試験へ。


かわいいフリー素材 いらすとや 使用させていいただいています。


このような感じで紙製?の袋がパンパンになるまでめいっぱい、
OKが出るまで強く息を吹くのですが、
私はいつも死にそうになっております。

さらに一週間後。

運命の検査結果です。

診察室に入室してから座って挨拶もそこそこに先生からの宣告。

「おめでとー除菌完了ですよー」

本当に?

でも前回と同じように投薬後、
二週間たったころからまた胃もたれしたりし始めたんですけど…。

あのお薬は胃酸を抑えていたからお薬が切れて久しぶりの胃酸に胃が弱くなっていたからで、
だんだん戻るそう。

それを聞いて一安心。

証拠にピロリ菌の数値も二けたから0.3程まで下がっておりました。
ひゃっほい♪


ですがこれからの注意点して。

長年住み続けたピロリ菌の跡地である私の胃。

荒れに荒れて5か所ほど自然治癒の跡があり、
そこから胃癌ができやすいとのこと。

ですので1年から2年の感覚で胃カメラでの検診がお勧めだそうです。

ピロリ菌以外でも胃癌になる可能性はありますし、
胃だけではなく他の臓器も長く生きれば不具合も増えるのですから、
やはり定期健診は必要なのかもしれません。

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