痘はウイルスでした。
こんにちは。
残暑を感じながらも虫の声で秋を感じている臼井です。
春から夏頃に時々ニュースでコロナの隙間に聞こえるワード『サル痘』。
聞き始めは海外のこと。
しかも海外渡航は割と慎重に規制されていたりで、
「まぁ海外行かないし、海外行くような人も周りにいないし関係ないかな」なんて思っていました。
が、考えてみればコロナも初めはまさかこんなに日本中で、
世界中で広まるなんて思ってもおりませんでした。
一度あることは二度ある。
二度あることは三度ある。
三度どころかウイルスの発見、感染、薬の開発は人類が繰り返していることなので、
地球の歴史からみればただの繰り返しなのだろうなぁ、と。
何をもって収束かはわかりませんが、
早く落ち着きたいものですね。
で、近頃こっそりと賑わす『サル痘』感染症と言うことはテレビが良く説明してくれるので知っていますが『痘』って何?
知っているようで知らない『痘』
と言うことで調べてみました。
とう【痘】
読み方:とう
[常用漢字] [音]トウ(漢) [訓]もがさ
皮膚にできものの跡が残る病気。ほうそう。「痘痕(とうこん)・痘瘡(とうそう)/牛痘・種痘・水痘・天然痘」
[難読]痘痕(あばた・いも)
https://www.weblio.jp/ 参考サイト
えーと、解るような解らないような。
もう少し調べると天然痘もサル痘も正しくは『天然痘ウイルス』『サル痘ウイルス』どちらもウイルスでした。
牛痘も『牛痘ウイルス』。
水痘は『水痘帯状疱疹ウイルス』これだけ長い名前ですがいわゆる水疱瘡ですね。
なるほど、確かに同じウイルスでもインフルエンザやコロナでは水疱瘡のような皮膚にできものなど統一された症状はありません。
こういった疱瘡の症状が出るものを『痘』と区分けしているのですね。
たかが水疱瘡、されど『水痘帯状疱疹ウイルス』
水疱瘡と言えば私は小さいころに兄弟三人仲良く一緒に済ませたと聞いております。
と言うように水疱瘡、『水痘』は記憶があってもなくても大体が経験者だと思われます。
罹る年齢はだいたい9歳以下だそうで、
我が家も上の兄弟が罹れば子供全員、
末の私(記憶なし)まで一緒に川の字。
けれど子供ならだいたい高熱が2~3日で落ち着くそうですが、
よく聞く「大人になったら大変」。
どう大変なのでしょう?
水疱瘡で症状が酷くなるのは主に合併症が原因だそうです。
よく聞きますよね。合併症。
糖尿も風邪も怖いのは合併症からなる様々な病気が怖い、
と入院中仲良くなった方に教えてもらいました。
遺伝で糖尿病だというその方は合併症で白内障を患ったそうなので
「何が併発するかわからないから、あなたも気を付けてね」
と言われました。
……ダイエット本気にやらないと、かな。
合併症とは※参考サイト
では年齢差と合併症がおこりやすいのはどう関係があるのでしょう。
答えは『免疫力』だそうです。
免疫力のピークは10代に向けて高まって20代から下降。
なので、同じ『水痘帯状疱疹ウイルス』でも免疫力上昇中の10歳前の子供よりも30代、40代と免疫力加工まっしぐらの方が合併症を引き起こしやすいのですね。
なるほど。
でもざっくり『合併症』と言ってもよくわかりませんよね。
初めの病気によって発症は様々。
と言うことで水疱瘡から発症しやすい合併症は主に脱水、肺炎、脳炎、そして皮膚の細菌性二次感染(引っ搔いて広まる等)。
どれが発症するかは持病や年齢もあるでしょうが、
調べてみると恐ろしいですね。
水疱瘡、大人で罹ったら諦める?。
「罹った記憶ないし親からも聞いてない」と言う方は
「今まで罹ったことなかったのだからこれからも平気だろう」と思われている方も「ちょっと心配かも」と言う方もいらっしゃるでしょう。
と言うことで調べてみました。
で、ありました。
『水痘ワクチン』の予防接種です。
しかも感染症を言われるほとんどのワクチンってたくさんあるんですね。
恥ずかしながらインフルエンザとコロナくらいしか認識しておりませんでした。
あとは特定地域の海外に行かれる方が打たないといけないイメージくらいでしょうか。
ワクチンってたくさんある※参考サイト
はじまりはサルではないらしい。
「痘って何?」から疑問に思わせてくれたこの『サル痘』。
確かにサル由来の病原菌でしたが、
サルから感染というわけではなくヒトヒト感染が主流であるのに名前からの発想で「サルから感染したから広まった」と捉えてる方も多いようで。
わたしも最初はそう思っておりました。
その結果、サルを虐待する事件があったそうですね。
実際は初めてデンマークで「サルから発見されただけ」で、
以後はサルやヒト以外の動物からも発見されているのだそうです。
しかも一番多いのはげっ歯類。
そこら中にいますね、
知りませんでした。
ですので名前の変更が予定されているようですが、
今はまだ発表されておりません。
さて、次は『〇〇痘』になるのでしょうか。
サルたちが虐められないような命名を願っております。