Mr.井出のオススメ映画
2018/04/25
今回ご紹介する映画は、2013年公開された映画の続編、
「パシフィック・リム:アップライジング」となります。
ネタバレもありますのでご注意ください。以下、あらすじとなります。
突如現れた巨大生物・KAIJU(怪獣)との闘いが終結してから10年。
人類はいつか再びやってくるだろう怪獣の襲来に備え、
人型巨大兵器であるイェーガーの製造と後進のパイロット育成を行っている。
元パイロットであるジェイクは、
あることをきっかけに対KAIJUの組織である環太平洋防衛軍を去り、
イェーガーのパーツ窃盗とそれの売買を行っていた。
ある日のこと、
いつものようにイェーガーのパーツを盗むため、
立ち入り禁止区域に忍び込んだジェイクだったが、
彼はそこで出会ったアマーラという自作のイェーガーを操る少女と共に逮捕されてしまう。
彼は釈放と引き換えに、
環太平洋防衛軍のパイロット養成施設に教官として復帰することになるのだが……。
童心に返ってただ楽しむべし!
巨大ロボットに乗り込んで敵を倒すアニメや漫画は数あれど、
技術的な問題のせいなのか実写映画だけはなかなか生まれませんでした。
しかし2013年、
円谷英二や押井守をこよなく愛するオタク、
ギレルモ・デルトロ監督の手により「パシフィック・リム」という作品が生まれます。
「ロボット!」「怪獣!」「殴り合い!」とやりたいことだけをただやりきる、
細かいことを一切無視した力押し感あふれる熱い展開は、
一部の人々の胸には深く突き刺さったものの、
一般的なウケは芳しくなく、
本国でも日本でも興行収入はイマイチに終わりました。
……が、これが何故か中国で大ヒット。
このおかげもあって続編の製作が決定します。
そして、前作の公開から5年の月日が経った2018年。
全世界の男の子待望である「パシフィック・リム」の続編、
「パシフィック・リム:アップライジング」が生まれたのです。
この映画を簡潔に説明してしまえば、
金と時間を存分に掛けた超贅沢な特撮ヒーロー番組といったところでしょうか。
イェーガーという巨大ロボットの扱う武器は、
トゲ付きの巨大鉄球や、これまた巨大なチェーンソー、
組み合わせると特大の剣になる二本の刀など、
胸やけするほど男の子感満載。
そんな武器を操る巨大ロボットが街の中で怪獣と戦うのですから、
これはもう面白くないわけがありません。
前作では夜の街や海中での戦闘がメインだったため、
「画面がやや見えづらい」という意見があったものの、
今作では昼間の戦闘をメインに置くことによってその不満点を解決。
怪獣によりビルがなぎ倒されていく様や、
巨大ロボットと怪獣の殴り合いをしっかりと堪能することが出来ます。
最終決戦の舞台が日本だったり、
何故か富士山のふもとに東京があったりと、
好き放題度は前作よりもさらに上がっていますが、
中でも「やってくれたな」と思ったのが怪獣同士の合体。
特撮などではお約束といえばお約束ですが、
まさか本当にやってくれるとは想像していませんでした。
こうなると、ロボット同士の合体も見たいのが人情ですが、
今作ではお披露目されず。
ただ、続編を匂わせるような形で終わっていましたので、
次作に期待したいところです。
細かいところに目を向ければ、
色々と「大丈夫なのか?」と思ってしまう作品ではありますが、
そういったところを気にしない方なら間違いなく100点満点の映画です。
同時期に公開が始まった「名探偵コナン」にかなり圧され気味ではありますが、
まだまだ全国で公開中ですので、是非とも鑑賞してみてはいかがでしょうか。
『パシフィック・リム:アップライジング』公式サイト
http://pacificrim.jp/
ロボットと怪獣と映画と
今回ご紹介する映画は、2013年公開された映画の続編、
「パシフィック・リム:アップライジング」となります。
ネタバレもありますのでご注意ください。以下、あらすじとなります。
あらすじ
突如現れた巨大生物・KAIJU(怪獣)との闘いが終結してから10年。
人類はいつか再びやってくるだろう怪獣の襲来に備え、
人型巨大兵器であるイェーガーの製造と後進のパイロット育成を行っている。
元パイロットであるジェイクは、
あることをきっかけに対KAIJUの組織である環太平洋防衛軍を去り、
イェーガーのパーツ窃盗とそれの売買を行っていた。
ある日のこと、
いつものようにイェーガーのパーツを盗むため、
立ち入り禁止区域に忍び込んだジェイクだったが、
彼はそこで出会ったアマーラという自作のイェーガーを操る少女と共に逮捕されてしまう。
彼は釈放と引き換えに、
環太平洋防衛軍のパイロット養成施設に教官として復帰することになるのだが……。
童心に返ってただ楽しむべし!
「パシフィック・リム:アップライジング」の魅力
巨大ロボットに乗り込んで敵を倒すアニメや漫画は数あれど、
技術的な問題のせいなのか実写映画だけはなかなか生まれませんでした。
しかし2013年、
円谷英二や押井守をこよなく愛するオタク、
ギレルモ・デルトロ監督の手により「パシフィック・リム」という作品が生まれます。
「ロボット!」「怪獣!」「殴り合い!」とやりたいことだけをただやりきる、
細かいことを一切無視した力押し感あふれる熱い展開は、
一部の人々の胸には深く突き刺さったものの、
一般的なウケは芳しくなく、
本国でも日本でも興行収入はイマイチに終わりました。
……が、これが何故か中国で大ヒット。
このおかげもあって続編の製作が決定します。
そして、前作の公開から5年の月日が経った2018年。
全世界の男の子待望である「パシフィック・リム」の続編、
「パシフィック・リム:アップライジング」が生まれたのです。
この映画を簡潔に説明してしまえば、
金と時間を存分に掛けた超贅沢な特撮ヒーロー番組といったところでしょうか。
イェーガーという巨大ロボットの扱う武器は、
トゲ付きの巨大鉄球や、これまた巨大なチェーンソー、
組み合わせると特大の剣になる二本の刀など、
胸やけするほど男の子感満載。
そんな武器を操る巨大ロボットが街の中で怪獣と戦うのですから、
これはもう面白くないわけがありません。
前作では夜の街や海中での戦闘がメインだったため、
「画面がやや見えづらい」という意見があったものの、
今作では昼間の戦闘をメインに置くことによってその不満点を解決。
怪獣によりビルがなぎ倒されていく様や、
巨大ロボットと怪獣の殴り合いをしっかりと堪能することが出来ます。
最終決戦の舞台が日本だったり、
何故か富士山のふもとに東京があったりと、
好き放題度は前作よりもさらに上がっていますが、
中でも「やってくれたな」と思ったのが怪獣同士の合体。
特撮などではお約束といえばお約束ですが、
まさか本当にやってくれるとは想像していませんでした。
こうなると、ロボット同士の合体も見たいのが人情ですが、
今作ではお披露目されず。
ただ、続編を匂わせるような形で終わっていましたので、
次作に期待したいところです。
細かいところに目を向ければ、
色々と「大丈夫なのか?」と思ってしまう作品ではありますが、
そういったところを気にしない方なら間違いなく100点満点の映画です。
同時期に公開が始まった「名探偵コナン」にかなり圧され気味ではありますが、
まだまだ全国で公開中ですので、是非とも鑑賞してみてはいかがでしょうか。
『パシフィック・リム:アップライジング』公式サイト
http://pacificrim.jp/