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2017/02/08

東京の不思議

英揮ブログ

こんにちは。臼井です。

小春日和…と言うよりも暖かい日があったり、
急に寒くなったりと予測できない天気です。


でもまだまだ寒い日が多く続きますが、
こんな時はやっぱりお鍋ですね。


簡単な水炊きが定番になってしまいますが、おでんは週末に酒の肴に…。



地方出身者のわたしには上京してきて驚くことは多々ありますが。

一番驚いたのが東京のおでん、でした。



東京近郊、関東の方には当たり前のおでんネタ。


それが『ちくわぶ』です。


関東出身の方には「?」でしょう。





しかしこの食べ物。

関東以外では全く見ることはありません。



ちくわぶは不思議?

ちくわぶは戦後ちくわを手に入れることが困難な時。


代わりのものを、
と考えた時に比較的手に入れやすかった小麦粉を使ってちくわの形を模った東京生まれのものだそうです。



ちくわの代わりとして生み出されたものが現代でも関東では当たり前で愛されているおでんのタネ。


地方出身のわたしには馴染みが……
いまだにもてませんが(笑)
社内の東京出身者、
Iさんにとって絶対に選ぶ無くてはならい大好きなおでんダネだそうです。



けれど田舎の家族にちくわぶの話しをすると「?」と言う顔をされ想像もできないようです。

小麦を塩と水で練ったものだと教えると、
すいとんをおでんに入れるの?
と聞かれたときは「なるほど!」と納得してしまいました。


そして今の時期、
コンビニのレジ脇にあるちくわぶ何度見ても不思議な食べ物なのです。



通信技術も発達した現代でも、
情報が集中する東京から生まれた当たり前のものが日本全国では知られていない。

他にもお正月の『酢だこ』もお正月前のスーパーで大きくて真っ赤なタコの大群にびっくりして暫く凝視してしまったこともいまだに忘れられません(笑)


東京の不思議はまだまだ隠れていそうです。

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