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2016/11/01

秋の夜長に…

英揮ブログ

EIKIの臼井です。

やっと暑さも落ち着いて急に肌寒さを感じる季節になりました。

この時期はとても心待ちにしているものがあります♪

日本酒がお好きな方にはピンとくるかもしれません。

そう、「ひやおろし」の季節です。

秋にしか出回らない貴重なお酒。毎年どの酒蔵(さかぐら)さんの「ひやおろし」と出会えるか楽しみにしてます♪


ひやおろしとは…


飲まない方には「ひやおろし」って何?
と聞かれることもありますが、簡単に言いますと。

日本酒は冬にしぼられた新酒を春先に加熱殺菌をします。

これは劣化を防ぐためだそうです。

そして夏にゆっくり熟成させてから貯蔵させた大樽と外の気温に差がなくなったころに、
もう一度加熱殺菌をします。

そして出荷するのが一般的な流れですが。

「ひやおろし」はこの2度目の加熱殺菌をしないで出荷されるものです。

江戸の頃から寝かせた状態の『冷や』のまま、
大樽から出荷用の樽に『卸す』ことから「ひやおろし」と呼ばれるようになったそうです。

現在は樽ではなくタンクに変わったところも多いようですが、
昔のままの名前で季節を感じられるのはちょっと嬉しいです。

呑めればなんでも良いんだろ?と色々なところから突っ込まれそうですが(笑)
個人的にはまったりと、とろりとした口当たりのこの季節の日本酒も大好きです。

普段 日本酒を嗜まれる方もいつもと同じものでなく、この季節にしか口にできない「ひやおろし」を試してはいかがでしょうか。





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