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2023/06/01

ビール工場を見学してきた

英揮ブログ
 

こんにちは、EIKIの馨です。

今年のゴールデンウィークはやっと気兼ね無く外出できる雰囲気になって、
久々に遠出を計画した方も多いんじゃないでしょうか?

我が家では全員の予定が合う日があまりなく、
近場でどこかに…ということで出掛けてきました。

以前ニッカウヰスキーの宮城峡蒸溜所には行ったことがあったので、
今回はキリンビール横浜工場!

夕飯は横浜中華街も近いし…



キリンビール横浜工場



所在地は神奈川県横浜市鶴見区⽣⻨…
ビール工場がある地名としてぴったりだし、
生麦事件のとこで有名ですね!

 
◇ ざっくり「生麦事件」

 1862年(江戸時代末期)に、
 江戸から京へ帰り途中だった島津久光(薩摩藩主のパパ、藩の最高権力者)の行列を
 イギリス人4人が騎乗したまま遮ってしまい薩摩藩士たちに斬られた(1名死亡)。
 薩英戦争のきっかけ。



これくらいでしかこの地名を聞いたことが無かったので、
何気にびっくりしましたし、
当然のことなんですが、
駅降りたらそこら中の看板とかに生麦生麦…(笑)

京浜急行線の「生麦駅」から歩いて10分くらい。

入口の頭上には首都高?が通っているようで、
敷地はすごく広くて全体的に緑が充実しています。

植物それぞれにちゃんと説明のプレートも付いていたし、
季節ごとにいろんな花が楽しめそうな感じでした。




キリン横浜ビアホール


工場併設のレストランが4/11に営業再開しまして、
今のところ工場見学者のみ利用可能です。

見学ツアーのガイドさんも、
「従業員はまだ駄目なんです~」と残念そうでした。

予約は既にいっぱいで取れなかったのですが、
予約なしの席もあるとのことだったので、
早めの時間に行けば見学前に食べられるのでは?
と思い11時頃目指して向かいました。

結構予約と先に来た人たちで埋まっていましたが、
次の予約までなら…ということで案内してもらえました。

ラッキー!


なんと言っても昼から飲むビールは美味いですね!!

内装はもちろん、
料理もお洒落だしビールにめっちゃ合うし。

この後の工場見学で試飲もあるというのに一人2杯ずつ飲んでしまいましたね…







工場見学


見学ツアーが始まるまで少し時間があったので、
エントランス横にある展示コーナーを見て回りました。

材料の産地による味の違いなどを可愛い絵の説明でゆるっと知ることができるので、
堅苦しくないし分かりやすかったです。

「歴代一番搾り缶」の展示ではこんなに種類があったのかとびっくりしました。

全然気にして見たことが無かったのですが、
それぞれ微妙に違ったんですね…

傾向としては最近のは赤味の強めなデザインになってきてる印象でした。

自分の好みのビールをシミュレーションできるコーナーもあって、
香りや飲みごたえを選んでMyビールを設定、
他のビールと比較したグラフを印刷してもらえます。



メインの見学ツアー、最初はシアターでキリンの歴史や、
製造に携わっている人々の話の映像を見ます。

これから暑くなってきますし、見るだけでビール飲みたくなります。


設備で最初に見たのがめちゃくちゃデカい釜がいくつもある部屋で、
見た目は大きさの違いくらいしか分からなかったのですが、
糖化・濾過・煮沸とそれぞれ役割が違い、
一番大きな釜は1日で350ml缶37万本分処理できるそうです。

1日1本毎日飲んでも1000年以上掛かる量!!



ビールをペットボトルや缶に詰める製造ライン、
残念ながら私が行った日はお休みで動いていませんでした。

シャーっと運ばれていくビール缶見たかったな…





映像や設備を見るだけじゃなく、
香りや味の体験などもあります。

私はこれで初めてホップを触りました。

なんとなく爽やかっぽい香り。

大麦を発芽させたものである麦芽を食べてみましたが以外としっかり味がしてちょっと甘い。

また、麦汁(麦のジュース)の一番搾りと二番搾りを飲み比べるのもあったのですが、
色の濃さも全然違うし、
一番搾り麦汁の方が断然味が濃いんですね。

普通にドリンクとしても美味しかったんですが、
ビールの製造途中のものということで販売はしていないそうです…


※左が一番搾り麦汁、右が二番搾り麦汁


設備が大規模なので建物内を結構歩いたり階を移動したりしますが、
エスカレーターとエレベーターの両方あるので、
ベビーカーのお子さん連れもいましたが全然問題なく回れました。


最後に一番搾りの試飲が待っています。

アルコール駄目な方にはジュースが用意されているのでご安心ください。

まず1杯、背の高いグラスに目の前で注いで貰い席へ。

そのあとテイスティング用のグラスで、
香りが分かりやすい様に泡なしで注がれた一番搾り3種が運ばれて来ます。




左のは最初の1杯と同じ「一番搾り」。

中央の「プレミアム」はお歳暮とかの時期にしか売っていないものだそうで、
お土産ショップにも置いていませんでした。

右のは「黒生」。

これはショップにありました。

黒糖みたいな甘さがあって私はこれが一番好きかな。

紹介動画を見ながら30分はあっという間で、
全部飲みきれた人は一人か二人、
私も泣く泣く残してきてしまいました…もったいない……


見学ツアー終了後、
ショップでお土産をいっぱい買ってしまいました。

試飲のときおつまみで貰ったビール酵母入りの柿の種とか、
ビールが飲みたくなる味、
マスタード&ソーセージ味のデカプリッツとか…

おススメは一番搾りの白と黒の缶がちっちゃいビールケースに入っているやつです。

ケース単体でも売っていました。可愛い!


ビール好きの方はもちろん、
お酒飲めなくてもレストランやお土産のお菓子目当てで行くのも全然アリだと思いますのでお時間ある方、
是非一度見学に行ってみてください~!



キリンビール横浜工場
https://www.kirin.co.jp/experience/factory/yokohama/

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