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2020/06/29

旬な情報お届け致します!

英揮ブログ
旬な情報お届け致します!

こんにちは、EIKIのしゅん君です。


梅雨にも入りましたが6月の旬といえば、、、。

JUNEブライドか。

さくらんぼ、アスパラガス、オクラ、きゅうり、莢隠元(ムズッ!さやいんげん)
莢豌豆(再びムズッ!さやえんどう)、じゃがいも、トマト、茄子、ピーマン
鰺(あじ)、穴子、いさき、鰹、鱚(3度目のムズッ!答えは後程)、太刀魚、鱧(イヤイヤ、はも)


ではでは3度目のムズッ!の答えです。

鱚 キスでございます。

夏の料理には欠かせない上品な軽い味の魚で、
何尾食べても腹が張りそうにないのが、
この魚の特徴かも知れないですね。

キスを「鱚」と書くのは、
漢字に似せて日本で創った国字のようです。

国字?

漢字の字体にならって日本で作られた文字だそうな。

ふつう訓だけで音読みがない。

なるほど、なるほど


他に「峠 (とうげ) 」「辻 (つじ) 」「躾 (しつけ) 」などが該当するそうです。



~地域によって呼び名も違う~

キスゴ(関西以西)

キツゴ(長崎)キスゴの転呼?

コツノ(播州・淡路)大型の物の呼名。体色と体形が牛の角に似ているため。


ウデタタキ(淡路)特に大きい物、
釣り上げると尾で腕を叩くほどの大型のものをいう。

ハナマガリ(秋田)海底の餌を獲るために口吻が突き出ることから。

アメノウオ(三重北部)キスは警戒心が強いため、
雨の降りそうな時によく釣れるから。



~形態~

体色は海底の砂に似た淡黄灰色で、
腹は銀白色をしており、
20~30cm前後のものが多い。

スマートなスタイルから「渚の貴婦人」や「海の貴公子」、また、
「ゆかた美人」や「海のアユ」などと古くから形容されている。



~実はマジメ~

日が落ちて暗くなると砂に潜り眠る。

朝日が出て明るくなると起き出す。

早寝早起き模範的で真面目さんですね。




~鱚をたべる~

1.グルタミン酸やリジンが多く、
これらのアミノ酸が刺身などを造って食べる間に、
タンパク質から遊離して旨味成分となる。

グルタミン酸やリジンはしつこくない味であり、
キスの持味の上品さの素になっている。

2.脂肪含有量は約1%と少ないことから、
油を使った天ぷらは上品な味で食感もいい。

3.身肉中の水分は約80%と高い。

塩で身を締めると弾力性が出て美味しい刺身となる。

塩焼きする場合は水っぽくならないよう、
同じく塩で締めると良いそうです。

天ぷらで揚げる時には、
水分が多く身が丸まり易いので、
皮の方の衣は厚めにつけ、
皮を下にして揚げると形が整う。


旬な食材を美味しく頂きたいですね。

ちなみにEIKIのしゅん君は鱚のカラッとした天ぷら食べたいそうです。

そしてEIKIのしゅん君は釣り竿片手に旭日が上る大海原へ向かうのでした。

それでは次回の「旬な情報」お楽しみにぃ~!


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