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2026/05/12

ビールを造ってみました。

英揮ブログ

こんにちは臼井です。

近年色々な○○体験を人伝に聞いたりテレビで見たりと、
興味がありまして。

小さなところでは地域のお祭りの一角で
「○○体験をしてみよう!」的なポスターとか、
Webサイト告知にあったりするのですが、
アレってほぼ小学生以下限定なんですよね。

混じる勇気もなく、
混じる資格もないまま羨ましそうに通り過ぎるだけでしたが、
飲み友達が素敵なお誘いをしてくださいまして。

その名も「手造りビール体験」!

大麦からホップ、
原材料を用意されている中から選んで、
しかもビールの種類どころかアルコール度数まで選択できると言う、
夢のような体験ができるとのこと。

そんなのもう即OKで参加してまいりました!

体験ができるのは茨城県にある木内酒造さん

こちらで造られているのが常陸野ネストビール。

クラフトビール好きは
「ああ!フクロウの!」と思い当たるかと思います。


参加人数は私を含め7名。

ビールを造る釜に6名までだそうで、
今回は4人と3人の二チームに分けて2種類のビールを造ることに決定。

まずはどういったビールを造るかチームに分かれて各テーブルで相談に入ります。

テーブルの上に置かれていた「オリジナルビールレシピ造り」を参考、
ビーカーに注がれた試飲をしながら作戦会議です。



ビアスタイル、
日本の大量生産ビールはピルスナーと言う種類が多いですね。

品名にもなっているラガー等もありますが、
日本の湿気や夏の暑さなどの傾向からこういったスタイルが好まれたのでしょうか。

スッキリ!爽快!程よい苦み!が売りですね。


なので、
どうせ造るのなら自分たちの飲みたいけどお店ではなかなか飲めないよ!な、
ビールを造ろうと言うことでチョイス。

私たちのチームは速攻でIPA、
色味はホワイトからブラウンの間の5番で。

アルコール度数は3人即決の8%。

決まるまで5分程度。

飲み仲間って好みが似通っているのか揉めることなくて良いですね。

そこからホップ選びは少々時間がかかりましたが、
苦みの強さと香りを選ぶわけですから慎重に。



12種類ある中から香りを実際に嗅いでチョイス。

3~4つまで選んで良いとのことなのですが、
組み合わせで好きな香りもうまく出せるかわかりませんから、
3人で好みのものを2つ選んで終了。

これでビール造りの材料が決定しました。


ビール造り開始です。


この選択だけで終わるビール造り体験は多いようですが、
こちらの酒蔵さんは違いまして。

希望のスタイル、色味、アルコール度数を聞いたスタッフさんがなんと、
レシピを作ってくれるのです。

それをもとに酵母のごはんとなる麦芽(大麦を発芽させて乾燥したもの)やホップの計量からスタートです。



レシピ通り計量した麦芽を破砕機にかけまして。



酵母のごはんになる糖が出やすいように砕きます。



破砕機の下には受け止める米袋ならぬ麦袋を装着されていまして。



完了。

見事に砕かれています。

これからは釜へとGO!です。


呪文は「おいしくな~れ」。


原材料の下準備が完了していよいよ釜です。

煮ます。

破砕した麦芽を55℃のお湯に投入。

ここからが体力勝負です。

ひたすら大きなしゃもじのようなもので混ぜます。

格好よく言うと撹拌させます。





混ぜるのは交代で。

それと同時に釜の下にですね、
蛇口がありまして、
底にたまった濃い部分を絞り出しまして、
また釜の上から戻すという単純作業。



50℃から55℃を温度計で図りながら3人でローテーションに「おいしくな~れ」を繰り返しながらひたすらに混ぜていきます。

気分は給食のおばちゃんですね。


上で混ぜ続けて釜の下に沈殿したものをまた上に戻しながら酵素が働きやすい温度の65℃から67℃に上げて尚且つキープ。

ここで麦芽のでんぷんが糖に変わっていくんですね。

酵母のごはんです。

そして40分間のレスト。



そして人間もランチタイムです。

ここまで約1時間。

あっという間でした。



私たちがごはん中に用意されていたのがこれから投入するホップたち。

ハート型のトレーが可愛いですね。



ここからは更に大力勝負でして、
更にかき混ぜながら蒸発して麦芽が表面に出すぎないように80℃の熱湯をジョウロで回しかけたりを繰り返しまして・・・

うん、いつも飲みに行っているクラフトビールのお店にみんなで感謝しました。

作業の工程はしっていても実際に作ると大変さって沁みますね。



ここまで作業が進みますと後はプロの手加減になるそうで。

釜の下の蛇口から管が通っているのですが、
煮沸やホップの添加作業のための別釜に移動していただきます。

アツアツですからね、
危険なのでこの作業もスタッフさんにお任せで見学させていただきました。


無事ビールに移動してもらった後の釜の中には搾り取った粕。

麦芽粕と言うそうで、
初めにモルトを計って入れた麦袋に二人係で入れこみます。

なんとこの麦芽粕、
近所の牛や豚などの飼料として提供しているそうで。

中身は人が、
外側は家畜が無駄なく消費しているんだなぁと感動しました。

エコですね。



そんな訳で作業は無事終了。

大人の社会科見学は満足いたしました。

発酵して私たちが美味しくいただけるまでの期間は約7週間。

長いなぁと思いますよね?

実はアルコール度数によって期間が変わりまして。

今回の2チームともハイアルコールの8%を選んだため時間がかかってしまいました。

3%くらいだったら12週間くらいなのだそうです。


そして出来上がったのがこちらです。



ラベルはデータを送ればOKなので友人の一人が作成してくれました。

思い通りのラベルも作ってもらえて、
ビールと一緒に届くので貼り作業も楽しかったです。


作業自体も面白かったですが、
誰かのお祝いにメッセージ付きのラベルを貼って贈るのも素敵かもしれません。

色々な〇〇体験がありますが、
どんな体験をしたいか。

探してみてはいかがでしょうか。

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