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2023/10/17

千葉と日本酒

英揮ブログ


こんにちは臼井です。

暑さも落ち着いて秋らしくなりました。

秋と言えば日本酒も美味しいひやおろしの季節。

「ひやおろし」は以前にも書きましたが
冬に搾った新酒の劣化を防ぐために春に殺菌のために火入れして
ひと夏貯蔵して気温が下がった頃に出回る日本酒のことですね。

つまり秋のお酒なのです。

まさに今!

各酒造様のひやおろしを飲み漁っております。

気温が下がるとお魚も脂がのって美味しいですし、
何より日本酒も止まらない。

と言うことで最近はコロナ解禁による色々なイベントが各地で四年振りに開催されておりまして、
行って参りました。

その名も「千葉の酒フェスタ2023」

こちら初めて参加させていただいたのですが、
開催日は年に一回のレアイベント。

酒量が同じ姉といざ出陣です。


酒造の数は

 



今回のイベントは名前の通り千葉県の酒造のみ、
29社の参加という魅力的なものでした。

コロナ前には割とこう言った日本酒造の集まったイベントに参加しておりましたが、
東京ですとだいたいは「女性向けの」だったり「各地の日本酒を集めました」的なものが多かったりしました。

もちろんその地域だけの酒造を集めたイベントも多いですが、
有名で大規模なものはやはり新潟の「酒の陣」でしょうか。

以前数回参加したことがありますが
海外の方も集まる大規模イベントで開催されると80社の蔵元さんの参加でした。

さすがは米どころですね。

ちなみに東京の蔵元さんは10社もあるんですよ。

いつか酒蔵見学してみたいですね。

もちろん各県様々な酒造さんがあるわけで、
日本酒は日本とついているだけあって現在は全国で1,400以上だそうです。

たぶん一生かけても飲みきれる自信がありません(笑)
 


日本酒のイベントって何するの? 

 

飲み友達に良く「そう言うイベントって何するの?日本酒が無料で飲めるの?」と聞かれますが
基本的には有料のチケット制です。

会場の大きさで変わると思いますが、
一日だけだったり二日間開催される規模のものがあり、
日付・時間指定の前売りを購入してからの参加となります。

今回の「千葉の酒フェスタ2023」では前売り3,000円。

それに100円の有料試飲チケットが10枚付いておりました。




そして「無料で飲めるのか」ですが、
チケットを購入して入場しているので完全なる無料とは言えず、
チケット代に含まれている100円×10枚を使って飲める有料コーナーは現金でも飲めるため
完全なる無料試飲だけではありませんでした。

けれどそこでは普段は手が出ないお値段のものや貴重なものを味わえるのはイベントならではですね。

そしてこちらがイベント参加者のお目当て、
会場ごとでお猪口だったり(持ち帰り可)
試飲用の小さなカップ(都度捨てるもの)で試飲ができます。

つまりここは無料です。

なので日本酒好きが集まる訳ですからチケット以上の「試飲」すれば断然お得ですし、
ひと瓶買う前に味見ができるのが目的なのです。

それ以外にもイベントで好みの酒蔵を見つけられるか、
会場でお目当ての日本酒をゲットできるか、
直接流通経路の情報を聞けるか、
目的は人それぞれ楽しみ方も人それぞれなのです。
  

 

いざ出陣です。 

 

と言うことで試飲、
しまくりました。

全ての銘柄はさすがに無理でしたが、
目標の全蔵元さんを制覇!

その中でも美味しいのはもちろん、
珍しかったりディスプレイが凝っていたり蔵元さんそれぞれ楽しいブースがたくさん。



和蔵酒造様

最初にいただきました聖泉の純米吟醸。

冷え冷えの冷酒は香りも良かったです。




豊乃鶴酒造様

木の箱があったりと厳かさのあるディスプレイが素敵でした。

大多喜城でも純米吟醸をチョイス。





吉野酒造様

一番日本酒らしいディスプレイで好きです。

黒い升がカッコイイすね。

こんな升で一度飲んでみたいです。






亀田酒造様

日本酒は飲みやすく美味しかったのですが、
びっくりしたのが「房総檸檬GIN」。

日本酒以外でしたが試飲させていただきました。

GINは生(き)で




稲花酒造様

蔵元さんのお名前になっている稲花をいただきました。

純米吟醸だけあって香りも優しくしっかりとした味わいでお刺身が食べたくなります。




小泉酒造様

ワインに見えますがちゃんとした日本酒なのです。

すっきりと女性にも麹の匂いが苦手な方にお勧め。

残念ながら完売してしまい購入不可(泣)

試飲を美味しくいただきました。




千葉の地酒 旭鶴様

こちらも珍しいカクテル日本酒。

日本酒です。

真ん中のヨーグルトは飲むヨーグルトと間違う程ですがちゃんとアルコールなのです。


たくさんの味を堪能させていただきましたが、
ここに書けたのはほんの少し。

二時間の制限時間でしたが、
無制限だったら危うく帰宅できなくなっていたかもしれないくらい楽しいひと時でした。

また来年も参加させていただきたいです。


こう言ったイベント、
実は各地はもちろん東京近郊でも割と開催されております。

ネットでも簡単に見つけられますのでご興味のある方は探して小さな旅がてらに行ってみてはいかがでしょうか。

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