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2021/05/07

知っているようで知らないアレ。

英揮ブログ
 

今年の梅雨入りが早いと天気予報で聞きましたが、
気が付けば近所の紫陽花も枯れ木から元気な葉で覆われていました。

花が咲く準備はできているようです。

紫外線対策も考える季節になってきましたが、
最近Iさんと話しているときに気づいたことがありまして。

生まれて、ん十年と生きておりますが、
知らないことだらけだと思い知りました。





みつ豆の「豆」って何?


実はわたし、

豆が大好きなのです。

大豆、ひよこ豆、虎豆、レッドキドニービーンズ。

他にも沢山ありますが、
ほくほく しっとり。


カロリーはそこそこありますが植物性蛋白質でしかもビタミンB1が豊富!
最高です。

名前も知っているし料理方法も大体知っているのに言われて気づきました。


みつ豆に入っている豆って何豆?


表現するときは「みつ豆に入っている甘くない豆」としかしていませんでした。


大変!
豆好きを自称できないではないですか!


と言うことで調べてみたらあっさり検索できました。


便利な世の中ですね。


みつ豆の甘くない餡子ではない豆は「赤エンドウ豆」だそうです。

赤エンドウ豆……
初めて耳にしました。


だってエンドウ豆と言えば緑色しか知りませんでした。


正式には「青エンドウ豆」。



赤エンドウ豆、

同じエンドウ豆なのに青エンドウみたいに成長途中で食べたりはしないようで、
主に使われているのはみつ豆、大福餅、
あとはお菓子の落雁の原料として使われているようです。


え?落雁の原材料だったなんて知らなかった…
大好きな和菓子の一つなのに。

やっぱり年齢重ねても知らないことはまだまだありそうです。



エンドウ豆の種類は二つ


そもそもエンドウ豆の種類は大まかに分けて二つ。


品種ではありません。


一つは硬莢種(こうきょうしゅ)、
こちらが赤エンドウ豆ですね。

一つは軟莢種(なんきょうしゅ)、
こちらが青エンドウ豆です。


漢字で分かるように赤エンドウ豆は硬い、
サヤの頃から硬いそうで食べられるのは完熟した豆になったものだけのようです。

これが「みつ豆」の豆の正体です。


確かにあの豆、
大福餅の豆も茹でてあるだろうに硬いし甘くないしほくほくしていません。


比べて青エンドウ豆は文字通り柔らかいです。


食べられるのは葉っぱから。

みなさんご存じの豆苗です。


続いて少し成長したサヤエンドウこと絹さやです。

次に成長したもので莢事食べられるスナップエンドウ、
次に完熟前の未熟豆のグリーンピース。


最後にエンドウ豆。

出世魚ならぬ出世野菜ですね。

しかも成長ごとに栄養価も変わるし調理法も幅広いので万能です。



甘く見てはいけません。甘くない豆だけど


あれ?


赤エンドウ豆が青エンドウ豆に負けている?

確かにだいたい口にはいるのはみつ豆か大福餅、
時々落雁。

あとは塩ゆででおつまみくらい。


いえいえ、

確かに調理方法のバリエーションは少ないようですが、
基本乾燥して販売されているので日持ちはするし保存食としては使いやすいのかもしれません。

完熟の乾燥状態なので栄養価も高いようで目立つのは食物繊維、鉄分、
ビタミンに関してはB1とB2そしてB6。

B6は何といっても免疫機能の働きを正常維持や皮膚の抵抗力を増やしてくれる大事な栄養素です。

アレルギーで皮膚が荒れることがありまして、
お医者さんに言われておりました。

ビタミンB6が大事だよ、と。


B1はダイエット経験のある方ならご存じの方は多いでしょう。

体内の糖質をエネルギーに変える時に必要なものですね。

そしてB2も脂質、糖質、タンパク質をエネルギーにする時の栄養源として大事なもの。


他に皮膚、髪、爪の細胞の再生を助けたり老化の進行を防ぐ効果の過酸化脂質を分解する力もあるそうです。

すごい!


これだけビタミンも入って食物繊維も豊富で鉄分まで付いてくる最強食品。

日本では豆代表に大豆や小豆が多く食べられて加工食品も多いですが、
カロリーで言えば大豆はエンドウ豆より高かったりします。

小豆は同じくらいです。

そしてビタミンに関しては断然大豆よりエンドウ豆のほうが多く摂れます。

小豆とは同じくらいですがいかんせん、
小豆は基本砂糖で甘く煮て食べることが多いのでその分カロリー増となってしまいます。

栄養は同じようでも調理法で摂取する栄養価は変わってしまいますからね。

気をつけねばなりません。


ちょっとした会話から気づいた「知らないこと」でしたが、
まだまだ沢山ありそうです。

表立って外出が好まれないご時世ですが時間に余裕がある今、
気づいた「知らないこと」を知るチャンスかもしれませんね。

知らないことに気づけるかどうかはわかりませんが、
今回気づくことができたのもIさんとの他愛もない会話から。

ソーシャルディスタンスは大事ですがやっぱり会話は大切ですね。

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