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2021/01/27

コロナでの密集を自粛しております。(スーパー銭湯)

英揮ブログ

EIKI 深田です。

冬と言えばお風呂が気持ち良い季節柄です。

とはいえコロナ禍なかなか温泉やスーパー銭湯へは出掛けられず
もう数年行っていないような、
淋しい休日を送っています。

そんなときは市販の温泉の素で温泉気分に浸ってますよ!


さてさて日本人はお風呂が好きです。

もともと日本では川や滝で行われた沐浴の一種と思われる禊(みそぎ)の慣習が
古くより行われていたようです。

古くは仏教が伝来した時に建立された寺院には湯堂、
浴堂とよばれる沐浴のための施設が作られていたようです。

当時の入浴は湯につかるわけではなく薬草などを入れた湯を沸かしその蒸気を浴堂内に取り込んだ蒸し風呂形式だったそうで、
浴槽にお湯を張りそこに体を浸かるというスタイルがいつ頃発生したかは不明で諸説あるようですが、
古くから桶に水を入れて体を洗う行水というスタイルと、
蒸し風呂が融合してできたと考えられているそうです。


この入浴方法が一般化したのは江戸時代に入ってからという然程歴史は無いようです。




現在世界的に見ても日本、
日本人の入浴頻度はかなり高いそうです。

日本において毎日入浴する習慣が全国的になっていくのは、
家庭内へガスによる瞬間湯沸器や水道水の普及が進んだ高度経済成長期以降のことだそうです。

考えてみれば近所の人々が夕方過ぎに子連れで銭湯に通った光景を思い出します。

年がバレてしまいそうですが・・・。

そのころのサラリーマンの方たちは残業で遅くなり銭湯が閉まり、
炊事場で・・・なんて。

懐かしく思いますが当時のご近所付き合いはこんなところからも深かったんではないでしょうか。

良い時代でしたね。

近年はシャワーが普及し少人数世帯の増加と夏期は一日に複数回入浴するためにシャワーのみ浴びるという人が増えているそうです。

また高温の入浴は健康(特に高血圧)に悪い、
身体を温めるにはややぬるい風呂に長く入る方が効果的と考えて、
ぬるめの入浴を好む日本人も増えるなど、
入浴の仕方に変化が現れてきています。

スーパー銭湯にも副交感神経を休める意味合いで35,36℃のぬるい浴槽や炭酸泉など増えてきています。

私が苦手なのは電気風呂。

ビリビリ、ビリビリちょっと苦手です。




日本人が風呂好きとなった理由や原因として、
冬は寒さの理由から、
夏は高温多湿の気候により汗をかきやすく埃が立ちやすいことなど。

1年を通じて入浴を必要とする日本の気候風土が挙げられるようです。

入浴によって垢を落とすことは心の中の垢をも洗い流すと信じられてきたことや、
入浴による心身における爽快感という実体験が慣習として根付いたのだとする見方もあるようです。

アメリカ人は「体をきれいにするために風呂に入る」が、
日本人は「体をきれいにしてから風呂にはいる」
というように日本人は浴槽の衛生管理に気を遣っている。

確かにです。

浴槽に入る前に身体を洗うか汚れを流し落とすことがマナーとされ
入浴はその後の活動の準備であり、
そのために体をリフレッシュさせる手段であるため専ら日中に入浴するようです。

一方、日本人は一日を癒やしぐっすり寝るために夜に入浴する習慣です。

文化の違いはあれどやはりお風呂は気持ちの良いものです。

入浴で体の汚れを取るだけではなく心の洗濯も出来ますよね。

良いアイデアも浮かびますし、
鼻歌も心地よいですし・・・。

来冬は気兼ねなく温泉施設に向かいたいものです。


風呂仙人EIKI深田でした。

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