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2018/12/19

冬のおいしいもの

英揮ブログ


こんにちは 臼井です。

テレビからは暖冬と良く聞きますが、
確かに去年の今頃はもっと厚着をしていたような・・・いないような?

着る物に迷ってしまいますね。

それでもゆっくりと冬は来ていまして、
冬もやっぱり美味しい食べ物がたくさん出てきます。

今回も旬は何かなぁと、
思いつくものは海のものも山のものもありますがこの時期はやっぱりチーズですね♪


チーズに旬?
いつでも食べられるでしょう?

と思われますが、ちゃんと旬があるのです。




種類は数あれど


三度のごはんがチーズでもいい!
と言う友人からの受け売りで種類から食べ方、
あと食べる季節まで教えてもらいまして初めて知りました。


西ヨーロッパでは紀元前1000年頃から・・・と壮大なお話になってしまうので、
すごく昔からある食べ物なんだな、と締めまして。

近頃はデパートだけではなく、
スーパーやコンビニでも手軽に数種類のチーズを手にすることができます。

そこで裏表記で良く目にする「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」。

普段あまり気にせずに口にしているかと思いますが違いはちゃんとあるって知ってましたか?




「ナチュラルチーズ」




言葉通り生乳等を乳酸菌などで凝固させたものを熟成させたものです。

あとホエイを一部取り除いたものもあるみたいですね。


ホエイ・・・
一時期ホエイ豚とか流行りましたね。

そうです。

チーズ作りに捨てていたホエイをエサとして育った美味しい豚さんが「ホエイ豚」なのです。

生乳の絞り汁なのだから栄養満点!

豚さん喜ぶ、美味しくなって人間喜ぶ、
廃棄ホエイがリサイクルでさらに喜ぶ。

考えた人はスゴイですね!



こうして出来上がったナチュラルチーズは熟成したものとしない2種類があるそうですが、
大本である原料の乳の種類、
使う微生物や加工方法でざっと1000種類以上あるとか・・・

生きているうちに食べ比べできません(笑)



生乳だけでも数種類、
牛、水牛、山羊、羊・・・たくさんのお乳でできるんです。

しかも住んでる場所やエサでまた違ったり・・・
さらに全種類制覇は無謀な夢です。



そして大事なのは「生きているチーズ」と言うこと。

買っても熟成は進んでしまうので買って封を切っていないのに時間をおいてしまうと食べる時には風味が変わってしまう、
といったこともあります。

種類によっては匂いがキツクなって食べられない!
と言うこともあるので要注意なのです。




「プロセスチーズ」



ざっと言うとナチュラルチーズを加熱して溶かして固めたもの。

なので残念なことに乳酸菌は死滅してしまうのです。

ではメリットは?

乳酸菌が死滅したと言う事はこれ以上熟成されない、
風味が変わらず日持ちすることですね。

ナチュラルチーズのブルーチーズを買って失敗した!
と言うことはありませんか?

わたしは多々あります(泣)

買ってすぐ食べるとまだ好みじゃないなぁ、
と少しおいて食べると塾生しすぎてキツイ臭いで食べられない・・・と言う失敗。


こんな失敗がなく、
いつでも同じ味を楽しめて安定して作られるので手頃で手に入る安心のチーズです。




今の時期の旬は?


これだけ種類があふれているチーズですが、
最初に言ったように旬があるんです♪


これからの寒い冬に美味しいチーズ


「フォンティーナ」



イタリア北西部のフォンティーナと呼ばれる地域があるそうですが、
そこで作られたチーズが「フォンティーナ」と認められるそうです。


夏の間に絞られた牛の生乳を使って秋から冬かけて作られまして、
表面を塩水で洗いながら熟成せて4ヶ月ほどで出荷されるそうです。


日本ではカットされた状態で店頭では良く見かけますが、
アレです。

チーズフォンデュにして食べられるチーズなのです。

冬の保存食として作られていたものなので脂肪分は45%~50%・・・
ダイエット中には控えた方が良いみたいです(笑)




「クロミエ」



正式にはブリー・ド・クロミエ。貴族みたいな名前ですね。

出身はフランスのイル・ド・フランスで作られているチーズです。

カマンベールに似ている白カビタイプですが、
熟成が進むうちにねっとりとクリーム状にたまらなくなる・・・
らしいのですが残念ながら食べたことがまだないのです(泣)


姿を見たこともまだなく・・・
せっかくに冬が旬ですから是非チャレンジしたいと思います!



冬もこれから、
おいしいお酒もワインも出回る素敵な季節に冬においしいチーズを試してはいかがですか?