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豆知識
2017/05/30

顔立ちからわかる日本人

英揮ブログ

こんにちは、茉莉花です。


ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいました。


次の祝日はいつだろうとカレンダーをめくってみたのは、

私だけではないと思います、きっと。(笑)


・ ・ ・ ・ ・ 


最近は、中国、韓国、タイ、フィリピンなど

アジア系の観光客をよく見かけるようになりました。


同じアジア系の方たちなのにパッと見ただけで

日本人ではないのがわかったりしますよね。


それと同様に私たちもアジアに旅行をすれば

全く同じ体験をするのです。



かなり前のことではありますが

学生時代の友人と韓国を旅行していた時のこと。


市場でショッピングをしている私たちにお店の人は

ちゃんと最初から日本語で話しかけてくるのです。



うん、やっぱり顔立ちでわかるのかなぁ・・・

そう思ったのを思い出します。



現代の日本人の顔だちは『北方弥生顔』と『南方縄文顔』の

ふたつに分かれます。


ただ純粋にどちらか片方だけの血を受け継いでる人は

とても少なく純粋な弥生顔は20%、縄文顔は5%、

そして残りの75%は混血と言われています。



弥生顔の特徴ってどんなの?


いわゆる「和風な顔」と表されるのがこの弥生顔。

日本人になじみのある細眉で皮下脂肪が厚く一重瞼、

薄唇の平坦な顔はモンゴルの人々に典型的にみられ、

北方アジア系の顔と呼ばれています。

鼻が低くて髭が薄いのも特徴のひとつです。


およそ5000年前、シベリアの北方系の人々が東アジアに拡大をはじめ

九州北部付近から日本列島に侵入してきたとされています。


映画『テルマエ・ロマエ』ではこの典型的な弥生顔の表現として

「平たい顔族」なんていい方もされています。



縄文顔の特徴ってどんなの?


縄文時代、日本列島を含む東アジア一帯に住んでいた人達。

エキゾチックな太眉で二重瞼、厚唇の立体的な顔は

インドネシアやフィリピンの人々によく見られます。


弥生人が日本列島に侵入してきたことにより

住む場所を追われ、わずかに北海道に残った縄文人が

アイヌの人々になります。


今でも北海道や九州南部、沖縄にはその割合も多いとされています。




あなたはどちらの血を多く受け継いでいますか?




最近では自分が縄文人の血を強く受け継いでいるか

簡単に分かる方法があるそうです。


それは・・・



「ウインクをする」


両目とも口を動かさずにウインクする事が出来れば縄文人の血を

より強く受け継いでいるということになります。


これは遺伝によるもののようですが

シベリア大陸から来た弥生人は、厳寒の気候(零下50度)に

適応できるよう両目を一緒につぶるように神経系統が

変化したとされているからです。



是非試してみてはいかがですか?

でも人が多いところで試さないでくださいね。

違う意味にとらえてしまう方もいそうですから(*'▽')




国立科学博物館【縄文顔と弥生顔』より
http://www.kahaku.go.jp/

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