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2016/06/03

用紙の「55kg」とか「70kg」ってなに?

英揮ブログ

こんにちは。EIKIの里嶋です。



用紙の厚さの目安となる「コート73kg」「上質90kg」などの表現。



お客様からこの「○○kg」ってどういう意味なの?ってよく聞かれます。



これは「連量(Kg)」と呼ばれる用紙重量を表す単位で、


「連」とは一定のサイズの用紙「1,000枚」のことを指します。



ですので、


この一定のサイズの用紙を1,000枚積んだときの重さが「連量(Kg)」となります。

 



「コート73kg」の場合ですと、


四六判(788×1091mm)というサイズのコート紙を1,000枚積んで、


重さを量ってみたら「73kg」あったということです。



同じコート紙「90kg」と比べると、


「コート73kg」よりも「コート90kg」の方が重いので、


「コート90kg」の方が「厚い」という目安になります。


 

ただし注意すべき点としましては、


「用紙の種類」や「銘柄」が違えば「用紙の密度」が異なりますので、


同じ連量(例えば90kg)でも厚さが異なり、


違う銘柄の用紙を比べる際には厚さ薄さは判断できないということを覚えておいてください。


(同じ「90kg」でも、「コート90kg」より「上質90kg」の方が若干厚いです。)



他にも用紙にはいろいろな単位がありますので、


ぜひ気にしてみてくださいね!

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