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印刷
2016/05/24

「色上質」の「白」って何に使うの?

英揮ブログ

こんにちは。EIKIの里嶋です。


冊子の表紙や冊子の中扉、

チラシやカードなどさまざまな印刷物で「色上質」の紙がよく使われています。



印刷を1色にしてコストを抑えつつ、

「色上質」を使うことでインパクトを与え、

多色刷りのときと同じような効果が得られます。



現在「色上質」の色は33種類あります(紀州の色上質)。


出典:北越紀州製紙株式会社 http://www.hokuetsu-kishu.jp/products/youshi.html



チラシなどに使う場合は、

そのイベントのイメージや雰囲気などに合った色をお選びいただければと思います。



また、毎回作成するごとに「色上質」の色を変えるのもとても良い方法です。



作成するたびに大幅にデザインを変更しなくても、


色を変えるだけで「前回とは違うもの」と誰もがわかりますもんね!



特にこれといった色のイメージがない場合には、

その季節にあわせた色を選ぶのも良いと思います。



まだ5月だというのに、


関東では昨日から真夏日になったところもありますし、


これからの季節なら「空」や「水」などが涼しげなイメージとしてよくお選びいただく色です。




そんななか…

「色上質」の色の中に「白」があるのをご存知でしたか?



普通の白い上質紙と何が違うのか…


直接製紙メーカーさんに聞いちゃいました!(笑)



根本的に上質紙と「色上質」紙とでは、


パルプの配合率や用紙の抄き方などが全く異なるそうです。



詳細につきましては企業秘密ということでさすがに教えてくれなかったのですが、


普通の上質紙との一見した違いは「用紙の表面の質感」と「白さ」が違うということです。



「用紙の表面の質感」につきましてはなかなか言葉では説明しづらいのですが、


「白さ」につきましては「色上質」の方がより白いです。



ですので…


より白い紙で高級感を出したかったり、


特にデザイン性にこだわりがあったりファンシーなものだったり、


厚い色上質なら裏抜けしないので絵本に使ったり…などなど、



特により白いものをお探しとのことでしたら、


「色上質」の「白」を選択するのもひとつだと思います。



色上質の用紙の厚さにつきましても、


「特薄口」「薄口」「中厚口」「厚口」「特厚口」「最厚口」「超厚口」と種類があります。



チラシなら「厚口」、プログラムの表紙なら「特厚口」など用途によってお選びください。


実際に「色上質」の見本帳を見てみたいとのことでしたら、


ぜひ弊社までお問い合わせいただければと思います。



そして実際に見本帳を手にして、


皆さんに合ったいろいろな色を探してみてくださいね!

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